2017年1月16日

 

アップルCEOらITトップ、トランプ氏と会談 

2016年12月16日の日経新聞の配信記事

 

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN15H04_V11C16A2000000/

 【シリコンバレー=兼松雄一郎】米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)やグーグルの親会社アルファベットのラリー・ペイジCEOなどシリコンバレー企業のトップらは14日、ニューヨークでドナルド・トランプ次期米大統領と会談した。トランプ氏は友好的な態度で「あなた方を支援したい」とコメントした。トランプ氏は会談の模様を報じたUSAトゥデーの記事を、自らのフェイスブックで紹介した。

 

 

 

 

(編集部注記: 奥にいるのがジェフ・ベゾズ。トランプのこっち側にはピーター・ティールが堂々と座っています。)

 

 

 会談に参加したのはアマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEO、フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)、マイクロソフトのサティア・ナデラCEO、テスラモーターズのイーロン・マスクCEO、インテルのブライアン・クルザニッチCEO、IBMのジニ・ロメッティCEO、シスコシステムズのチャック・ロビンスCEOら。

 

 トランプ氏の長女イバンカ・トランプ氏やその夫ジャレッド・クシュナー氏ら親族のほか、マイク・ペンス次期副大統領も同席した。

 

 民主党支持者が多く、トランプ氏に批判的だったシリコンバレーの大企業と次期政権の仲介役として、著名投資家ピーター・ティール氏が会談の実現に重要な役割を果たした。ティール氏はシリコンバレーの大物としては選挙期間中に唯一トランプ氏への支持を表明していた

 

 今回の会合の参加者のひとりで、ティール氏の友人であるマスク氏はトランプ氏に経済人が助言する組織「大統領戦略・政策フォーラム」に新たに参加することが決まっている。

 

 

 

 

 編集部コメントです。

 

 前回予告したことの続きで、トランプの開いたITタイタン会議の記事です。

 

 そうそうたるメンバーがそろっています。ITタイタンたちですが、日本では全くと言っていいほど知られていません。ジェフ・ベゾズも一般的ではないし、ラリー・ペイジすら一般的ではないでしょう。いい加減、私たち日本人もスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツから卒業すべきだと思います。

 

 そこで、この会議の座席割を載せておきます。

 

 

 

 

 

(ウォールストリート・ジャーナルから引用)

 

 この中でまず、ジェフ・ベゾズが1番の席にいます。真ん中の5番4番はトランプとペンスです。その周囲に、私たちが注目すべき人として、ベゾズ(アマゾン)、ラリー・ペイジ(アルファベット。つまりグーグルで、自動運転車他)、そしてイーロン・マスクが一番前面にそろっています。

 

 次期副大統領の逆側がペイパル創業者で、現在のIT革命の発端となった、トランプ政権移行チームのピーター・ティールです。超大物で、IT会議においては副大統領と同等の扱いであることがわかります。

 

これが現在始まろうとしている、21世紀の生活革命の指導者たちの顔ぶれです。こうした人たちを、ビジネスマンの皆様や、ことにIT系企業にお勤めの方は注目してほしいと思います。

 

 次回の配信をお楽しみに。