2017年7月12日

 

 

 

 

 

 

 

中国ですでに走る自動運転バス

 

 

 

 

すでに2年前に走っていました。そして世界空飛ぶ飛行機一覧

 

 

 

 

 

 

 

 おはようございます。

 

 

 本日はさらに、さらに古い、2年前の記事です。中国が2015年にすでに、鄭州市で少なくとも32.6キロの行動実証実験を終えているというものです。そして、すでに鄭州市を含め世界で5つの都市が、自動運転バスの営業を行っています。

 

 

 中国の記事となると、昨年の有人ドローンの記事のような眉唾といえるものも中にはあり、日本では様々なバイアスがかかってなかなか信用されていません。しかし、信用以前に、中国の先進て技術開発やサービスに関する記事は、上海でデパートがオープンとかそういったものばかりです。

 

 

 先進技術に関するものは、リニアモーターカーや中国の新幹線の事故といったものが多く、日本では中国技術に関する報道は非常に複雑な感情の入りまじりから、まともな報道があまりにも少ない状態です。真実は家電や自動車、インフラを含むほとんどの技術はすでに本企業を抜いており、IT技術に関しては先進国の仲間入りをしています。

 

 

 弊社編集部としては、これからの100年がかかった先進的技術の粋と入り口は自動運転車開発であると考えておりますが、中国がすでに一都市でサービスを行い、諸外国でも行われている事実はもっと激しく報道されるべきだと思っています。

 

 

 技術の進歩や模倣は停滞時期もありますが、すさまじい勢いを持つ時期もあります。今の世界はAI革命を中心にした、加速度付きの進歩の段階であるという認識を持つことが非常に大切なことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界初の自動運転大型バス、中国が開発に成功

 

 

 

 

 

 

 

人民網日本語版 

2015年09月17日

http://j.people.com.cn/n/2015/0917/c95952-8951401.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自動車のスマート化が進み、将来的にハンドルを使わなくても操縦できる自動車が登場するかもしれない。河南省鄭州市と開封市を結ぶ「鄭開大道」では、すでにこのような光景が見られるようになった。経済日報が伝えた。

 

 

 台のカメラ、台のレーザーレーダー、台のミリ波レーダー、カーナビを搭載した宇通大型バスが、通常の交通環境下の鄭開大道で、西から東に32.6キロ安全走行した。最高時速は68キロに達し、26の信号のある交差点を通過。前の車に追尾し、自主的に車線変更し、前の車を追い越し、信号を自動的に識別して通行し、決められた位置で停車するといった試験科目を終え、順調に終点にたどり着いた。

 

 

 これは世界初の自動運転大型バスだ。通常の交通環境下の道路で、人の手をまったく加えることなく初めて運転に成功した。これは中国のバス製造産業が画期的な進展を迎えたことを意味する。

 

 

 中国バス製造最大手の宇通客車がこの自動運転バスを開発したことについて、業界内の専門家は、中国バス業界の一つの節目だと指摘した。中国工程院院士、自動運転バス課題チーム担当者の李徳毅氏は、「一連のスマート感知などの手段により、自動運転スマートカーは車両のアクティブセーフティ性能を飛躍的に高め、運転手の間違った操縦などを是正する。スマートカーは、今後の交通発展のスマート化により、最終的に交通事故を根絶する」と述べた。(編集YF)

 

 

 

 

 

 

 

 

 編集部後記です。

 

 

 自動運転車の制御を2015年という時期にいったいどのように行っていたのか、非常にいぶかしいものがあるのですが、「2台のカメラ、台のレーザーレーダー、台のミリ波レーダー、カーナビを搭載をしているということなのです。

 

 

 自動運転車のセンサーには、先日のソニーのセンサー開発の記事やその他グーグルやテスラの取り組みの報道を見ると、センサーカメラ、光レーダー、ミリ波レーダーとその他マッピング技術の組み合わせで行くという観測が大きいのですが、これは全くそれに沿っているのではないか、そしてそうでなければ乗客を乗せて運航することは、非常に危険なのです。

 

 

 2台のカメラがセンサーカメラであるのかどうか、4台のレーザーレーダーが光レーダー、すなわちLiDARであるのかどうかがカギです。カメラは間違いなくセンサーカメラでしょう。これはすでに、一般店舗で、顧客の動向を監視して、セキュリティと市場調査に使われているものです。

 

 

 LiDARに関しては、一台800万という高額で、グーグルは自社開発することにより、それを10分の1に落としたことで、ウェイモの自動運転車が可能となりました。テスラは購入しているようです。バスであるので、そもそも高額で個人所有するものではないため、高額なLiDARを搭載することはそれほど問題ないかとは思います。

 

 

 しかし、センサーカメラの集めた情報をクラウドにためてビッグデータとした後、ディープラーニングによる画像認識による技術は絶対に欠かせないものです。15年当時、中国でそれができたとはさすがに思えず、グーグルでさえ、画像認識技術を自動運転車に搭載して行動実験を始めたばかりのころです。ですから、少なくとも当時はカメラで集めたデータを画像錦技術で分析しているものではなかったと思います。

 

 

 ただし、中国で30キロ以上の距離を乗客を乗せて、これまでの運用実績という強い事実があれば、現在ほぼ完ぺきなものとなった画像認識技術を搭載することは容易です。日本のNTTのコネクテッドカーのバスはおそらく2年前の中国の技術レベルではないかと思われます。

 

 

(編集部注記:以下の記事の後半にその情報があります。17年の1月に実験開始で、鄭州市の実験から1年半もあとです。)

 

「そもそも自動運転車って何?」

http://noteware.com/autocar.html

 

 

 

 

 

 

関連記事:

 

鄭州市(中国)

https://youtu.be/lceQtP1-h5Y

 

最先端をいく! 自動運転バスが走っているつの都市

http://www.gizmodo.jp/2015/10/driverlessbuses.html

 

 

 

 

 

 もう一つの記事は、スロバキアが空飛ぶ車をすでに開発して、飛ばしているという記事です。

 

 

 これまでもキティホーク・フライヤーという有人ドローンの記事などがありましたが、これは本当に空飛ぶ車といえるのではないでしょうか。007やサンダーバードの世界です。

 

 

 しかし、これはどうもセスナではないか?あるいは簡易小型飛行機。空飛ぶ車というより、地上を走れる飛行機といった感じです。しかしそうなると、空飛ぶ車というのは、いったい何の意味があるのか?飛行機と車の境はいったいどこにあるのかという気がしてきます。

 

 

 いずれにしろ、自動運転車の先を行く交通革命の一つとして、このニュースも追っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空飛ぶ自動車「エアロモービル」最新試作機が完成

 

 

 

The Huffington Post

投稿日: 2014年11月02日 

http://www.huffingtonpost.jp/2014/11/02/aeromobil_n_6089172.html

 

 

 

 

 

https://youtu.be/kzYb68qXpD0

 

 映画やSF小説に登場した「空飛ぶ自動車」が、現実に市販される日が近づいている。スロバキアのエアロモービル社が、空飛ぶ自動車の最新試作機「エアロモービル 3.0」を1029日に発表した。青と白に彩られたイルカのような優美な機体が空中へ飛び立つ動画も公開されている。

 

 

 「エアロモービル 3.0」は全長mで、翼を折りたたむことで地上走行時の全幅は1.6m。駐車場に停めることも可能だ。自動車用のレギュラーガソリンを使った人乗り。鋼鉄のフレームをカーボン製のカバーで覆っているため、重量はわずか450kg。飛行時の最高時速は200km、航続距離は約700kmに伸びたという。東京から岡山まで一気に飛べる計算だ。

 

 

 開発したのは、BMWやフォルクスワーゲンで自動車デザイナーをしてきたステファン・クラインさん。20年間にわたって「空飛ぶ自動車」の開発を進めてきたという。ロイターに対して、彼は「われわれの楽観的な計画では201617年に最初の製品を顧客に届けられるが、まだどうなるか保証はできない。試作機にはテストに次ぐテストが控えているからだ」と語っている

 

 

 空を利用して交通渋滞を避けることができる夢の「空飛ぶ自動車」だが、規制基準を満たして飛行認可を受けたとしても、まだ課題は残されている。「エアロモービル 3.0」の離陸には200mの距離が必要だが、それを満たすような滑走路が都市部に見当たらないからだ。現状では公道から飛び立つことはできず、空港を利用することになりそうだ。

 

 

 

 

スロバキアの空飛ぶ車

https://www.youtube.com/watch?v=Giu4Rub5r9w

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、以前お伝えした、トヨタが同好会のような社内スタートアップに4000万円「投資」した、飛行自動車の実験の模様です。youtubeでご覧ください。以前の記事は下記のURLからご覧ください。

 

日本の車も空を「飛び」ます

http://noteware.com/japanfly.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トヨタの空飛ぶ車プロジェクトが早期テストフライトを実施

 

 

 

 

 

TechCrunch

2017年6月05日

http://jp.techcrunch.com/2017/06/05/20170604toyotas-flying-car-project-takes-a-tentative-test-flight/

 

 

 

 

 

 

https://youtu.be/nBamPRd7-uU

 

 

 トヨタが空飛ぶ車を開発している。一人乗りの車を2020年の東京オリンピックまでに作ることが目標だ。小型の空飛ぶ自動車なら地上から空中へのスムーズな移行が可能なので、聖火リレーの最終走者にトーチを運ぶのに使えるはずだという考えだ。

 

 

 上に貼ったAP通信のビデオを見ればわかるように、プロジェクトはまだ世界を驚かせる段階にはない。この早期プロトタイプは構造の枠組みとバッテリーとローターからなるものだが、なんとか頭の高さまで飛んだあと惨めに地上に帰る。

 

 

 この空飛ぶ車はプロジェクトのためにトヨタが40万ドル近くを投資した小さなテクノロジー企業、Cartivator Resource Managementと協同で開発されている。テストフライトは日本のトヨタの本拠地近くの小学校校庭で行われた。

 

 

 トヨタは様々な新技術と移動手段を模索中であり、Lexusブランドの高級ヨットもある。また同社はエネルギー企業へのイメージ転換もはかっている ―― ただし、Teslaとの電気自動車の共同技術開発契約を先週終了したばかりだ。

 

 

 プロジェクトの次のステップは、トヨタが投資した資金を使ってデザインを精緻化することだ。2019年中には試作機を飛ばし、2020年東京オリンピックでの完成車提供を目指している。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして少し前の記事ですが、スイスではドローンによる郵便と病院間の配送テストが始まっています。

 

 

 

 

スイス国営郵便事業会社がドローンによる小荷物配達の試験を開始

https://www.borg.media/swiss-post-matternet-drone/

スイスに手ドローンを用いた病院間輸送テストに成功

https://www.borg.media/swisspost-matternet-test-2017-04-21/